職場で実施されたストレスチェックの結果、「高ストレス」と判定された。 しかし、「いつものことだから」「会社に知られたくない」「面談を受けると評価に響くのではないか」と、面談の申し込みをためらっていませんか?
高ストレス者面談は、決して「メンタルの弱さを評価される場」ではありません。ご自身の心身の健康を守り、より働きやすい環境を作るために法律で定められた重要なセーフティネットです。
高ストレス者面談とは?
労働安全衛生法に基づき、ストレスチェックで「高ストレス」と判定された従業員が希望した場合に、企業が手配する医師(主に産業医)が行う面談指導のことです。
目的は、従業員の現在の心身の状態を客観的に把握し、必要に応じて会社に対して「就業上の措置(業務負担の軽減など)」の意見を述べることで、メンタルヘルス不調の悪化を未然に防ぐことにあります。
面談を受ける3つのメリット
・専門家による客観的なアドバイスが得られる 自分では「まだ頑張れる」と思っていても、医師の客観的な視点から見ると心身が限界を迎えているサインが出ていることがあります。現在の状態について、医学的な見地からアドバイスを受けることができます。
・職場環境の改善につながる 面談の結果、医師が必要と判断した場合は、会社に対して「残業時間の制限」「業務量の調整」「休職」などの意見書が提出されます。これにより、一人で抱え込んでいた労働環境の改善が図られる可能性があります。
・適切な医療機関へのスムーズな連携 もしすでに「うつ病」や「適応障害」などの疾患のサインが出ている場合、早期に医療機関の受診を促すことで、重症化や長期化を防ぐことができます。
面談ではどのようなことを聞かれるの?
一般的な産業医面談では、以下のような内容を中心にヒアリングが行われます。
・現在の心身の症状(よく眠れているか、食欲はあるか、気分の落ち込みはないか等) ・仕事の状況(労働時間、業務の量や質、職場の人間関係等) ・日常生活の状況(休日の過ごし方、ご家族のサポート等)
よくあるご不安(Q&A)
Q. 面談を受けると、会社での評価が下がったり、不利益な扱いを受けたりしませんか?
A. 面談を受けたことや、その結果を理由に、会社が従業員に対して解雇や降格などの不利益な取り扱いをすることは法律で固く禁じられています。
Q. 面談で話した内容は、すべて上司や会社に筒抜けになってしまいますか?
A. 医師には守秘義務があります。プライベートな悩みや病歴などがそのまま会社に伝わることはありません。会社に報告されるのは、あくまで「就業上の措置(残業制限など)を講じるために必要な情報」のみに限定されますのでご安心ください。
Q. 面談を受けたら、必ず休職させられてしまうのでしょうか?
A. 必ずしも休職になるわけではありません。多くの場合、まずは残業時間の制限や業務内容の調整など、働きながら回復を目指すためのサポートが検討されます。
結び
ストレスは、目に見えないからこそ我慢してしまいがちです。「高ストレス」という判定は、これまでの無理が蓄積しているという、心と体からの客観的なSOSのサインです。
一人で抱え込まず、まずは産業医との面談を活用して、ご自身の状態を正しく知ることから始めてみてください。もし、面談の前後で「眠れない」「意欲が湧かない」といった症状が続いている場合は、無理をせずに当院のような精神科・心療内科へご相談ください。
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