「何もやる気が起きない、ずっと横になっていたい」 「以前は楽しめていた趣味にも全く興味が湧かなくなった」 「やらなきゃいけないと分かっているのに、どうしても体が動かない」
このような状態が続き、「自分はなんてダメな人間なんだ」「ただ怠けているだけだ」と自分を責めていませんか? 休日に1日ゴロゴロして回復するなら単なる疲れですが、何日も休んでいるのに意欲が戻らない場合、それは決して「甘え」や「怠け」ではありません。
うつ病や適応障害などによって、脳のエネルギーが完全に枯渇してしまっている(ガス欠を起こしている)危険なサインです。
このような「無気力」に心当たりはありませんか?
意欲の低下は、仕事だけでなく日常生活のあらゆる場面に現れます。
・朝起きても仕事や家事に向かう気力が全く出ない ・大好きだったテレビ番組やゲーム、趣味などを楽しめない ・お風呂に入る、歯を磨く、着替えるといった日常の動作すら面倒でできない ・人に会うのが億劫になり、LINEやメールを返す気力もない ・「どうせ自分なんて」とネガティブなことばかり考えてしまう
なぜ、気力が出なくなってしまうのでしょうか?
人間の意欲ややる気は、脳内の「ドーパミン」や「ノルアドレナリン」「セロトニン」といった神経伝達物質の働きによって生み出されています。
長期間にわたって過度なストレス(職場の人間関係や過重労働など)を受け続けたり、十分な睡眠がとれなかったりすると、これらの物質が正常に分泌されなくなります。 その結果、心と体を動かすガソリンが空っぽになり、「意欲が湧かない」「何もしたくない」という無気力状態(抑うつ状態)に陥ってしまうのです。
今池メンタルクリニックでの治療方針
枯渇した脳のエネルギーを回復させるためには、気合いや根性ではなく、医学的なアプローチと徹底した休息が必要です。
- とにかく「何もしない」ための環境調整 まずは脳と体を休ませることが最優先です。仕事が原因である場合は、産業医としての視点も活かし、休職のための診断書を作成します。「休むことへの罪悪感」を一緒に取り除き、安心して休養できる環境を整えます。
- お薬による脳のエネルギー補給 休養だけでは回復が難しい場合、減少してしまった脳内の神経伝達物質を補うためのお薬(抗うつ薬など)を処方します。お薬の力で脳の機能が回復してくれば、自然と「あれをやってみようかな」「少し外に出てみようかな」という意欲が少しずつ湧いてきます。
院長から皆様へ
「意欲が湧かない」という症状は、ご自身で「怠け」と勘違いしやすく、周りからも理解されにくいため、一人で苦しみを抱え込んでしまう方が非常に多いです。 しかし、意欲が出ないのはあなたの性格や気持ちの弱さが原因ではなく、脳が限界を訴えているSOSです。無理にエンジンをかけようとすると、さらに症状が悪化してしまいます。
「なにもしたくない」と感じた時は、その感覚をどうか否定せず、まずは一度当院へご相談にいらしてください。焦らずに、少しずつあなたの本来のペースを取り戻していきましょう。
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当院では、患者様一人ひとりと向き合う時間を大切にするため、予約枠の重複(ダブルブッキング)は行っておりません。 お約束したお時間はその方のために確保しておりますので、基本的にはお待たせすることなく診察を開始いたします。ただし、前の患者様の診察状況や、症状によりお時間に限りがある場合など、やむを得ず開始時間が多少前後することがございます。何卒ご理解とご協力をお願い申し上げます。


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