「なにもしたくない、体が動かない」 「やらなきゃいけないと分かっているのに、体がフリーズしたように動かない」 「日常生活のすべてがおっくうで、寝たきりのようになってしまう」
このような状態が続き、「自分はダメな人間だ」「怠けているだけだ」と自分を責めていませんか? しかし、この「なにもしたくない、体が動かない」という感覚は、実は、あなたの脳と体が、長年のストレスや過労でフリーズしてしまった状態かもしれません。単なる「甘え」ではなく、治療が必要な「病気」のサインである可能性があります。
このような「無気力・おっくうさ」に心当たりはありませんか?
無気力には、いくつかの異なる状態があります。ご自身の状態と似ているものがないか確認してみてください。
・朝起きても体が重く、布団から出る気力が全く出ない ・家事や仕事、以前は普通にできていたことが、どうしてもおっくうで手につかない ・お風呂に入る、歯を磨く、着替えるといった、日常生活の最低限の動作すら面倒でできない ・人と話すのが億劫になり、電話やメールを返すこともできない ・何に対しても「めんどくさい」と感じ、一日中ぼーっとしている
なぜ、「なにもしたくない」と体がフリーズしてしまうのでしょうか?
人間の行動は、脳内の「ノルアドレナリン」という神経伝達物質の働きによって支えられています。長期間にわたって過度なストレスを受け続けたり、過労が続いたりすると、脳が「これ以上は無理」と判断し、ノルアドレナリンの分泌を極端に抑えてしまいます。その結果、心はやりたいと思っていても、体がそれに反応せず、フリーズしたように動かなくなってしまうのです。
また、うつ病や適応障害、パニック障害、社交不安症などの精神疾患が原因で、一時的に脳が強いダメージを受け、肉体的なフリーズを引き起こしている場合もあります。
今池メンタルクリニックでの治療方針
フリーズした脳と体を回復させるためには、無理に動かそうとせず、医学的なアプローチと徹底した休息が必要です。
- とにかく「何もしない」ための環境調整 まずは脳と体を休ませ、フリーズ状態を解除することが最優先です。仕事が原因である場合は、産業医としての視点も活かし、休職のための診断書を作成します。安心して休養できる環境を整え、焦らずにエネルギーが回復するのを待ちます。
- お薬による脳のエネルギー補給 休養だけでは回復が難しい場合、減少してしまった脳内の神経伝達物質(特にノルアドレナリン)を補うためのお薬(抗うつ薬など)を処方します。お薬の力で脳の機能が回復してくれば、自然と体が動かせるようになり、「少し動いてみようかな」という気持ちが戻ってきます。
院長から皆様へ
「なにもしたくない」という症状は、ご自身で「怠け」と勘違いしやすく、周りからも「やる気がない」と誤解されやすいため、一人で苦しみを抱え込んでしまう方が非常に多いです。しかし、体が動かないのはあなたの意志の弱さが原因ではなく、脳が限界を訴えているSOSです。無理にエンジンをかけようとすると、さらにフリーズが深刻化してしまいます。
「なにもしたくない」と感じた時は、その感覚をどうか否定せず、まずは一度当院へご相談にいらしてください。焦らずに、少しずつあなたの本来のペースを取り戻していきましょう。
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