「職場に行こうとすると涙が出る」「特定の人の前だと動悸がする」「日曜日の夜になるとひどく憂うつになる」……。 明確なストレスの原因があり、そのせいで心身に不調をきたして日常生活や仕事に支障が出ている状態を「適応障害」と呼びます。
適応障害は、決して「甘え」や「メンタルが弱いから」起こるものではありません。真面目で責任感の強い人ほど、ストレスを一人で抱え込んで発症しやすい傾向があります。我慢しすぎず、まずはご相談ください。
適応障害の特徴と、うつ病との違い
適応障害の最大の特徴は、「ストレスの原因から離れると症状が落ち着き、楽しめるようになる」という点です。
例えば、「平日の仕事中はつらくてたまらないが、休日は趣味を楽しめる」「ストレスの原因である上司がいない日は体調が良い」といった場合は適応障害の可能性が高いです。一方、うつ病の場合は、環境が変わっても気分が晴れず、休日でも楽しむことができなくなります。 ただし、適応障害を放置して無理を続けると、うつ病へと進行してしまうことがあるため、早めの対処が肝心です。
このような症状はありませんか?
適応障害の症状は、心、体、そして行動に現れます。
心の症状
- 強い不安感、焦り
- 涙もろくなる、ふいに涙が出る
- 常にイライラして怒りっぽくなる
- 気分が激しく落ち込む
体の症状
- 眠れない(不眠)、朝起きられない
- 動悸、息苦しさ、めまい
- 胃痛、腹痛、吐き気
- 頭痛、肩こり、全身の倦怠感
行動の症状
- 遅刻、早退、無断欠勤が増える
- 暴飲暴食をしてしまう
- 人と会うのを避けて引きこもる
今池メンタルクリニックでの治療方針
適応障害の治療で最も重要なのは、「ストレスの原因を取り除くこと」または「ストレスから距離を置くこと」です。当院では以下のようにサポートを行います。
- 環境調整と十分な休養(診断書の発行) まずは心身を守るために、休養をとることが最優先です。必要に応じて休職のための診断書を即日発行し、職場から離れて休むための手続きをサポートします。当院では産業医としての視点も踏まえ、職場環境の調整や、将来的な復職に向けた無理のないステップアップについても具体的なアドバイスが可能です。
- お薬による治療(薬物療法) 適応障害そのものを治す薬はありませんが、不眠や強い不安、動悸などで休むことすらままならない場合には、症状を和らげるためのお薬(睡眠導入剤や抗不安薬など)を一時的に処方し、心身を落ち着かせます。
- 精神療法(カウンセリング的なアプローチ) 体調が回復してきたら、ストレスへの対処法(コーピング)や、物事の捉え方を見直すサポートを行い、復職後の再発予防を目指します。
院長から皆様へ
「これくらいのストレスで病院に行っていいのだろうか」「休職したら職場に迷惑がかかる」と、ギリギリまで耐えてしまう方が多くいらっしゃいます。しかし、心が「SOS」を出している状態を放置するのは大変危険です。
当院では、働く皆様が再び自分らしく生活できるよう、医学的な治療だけでなく、職場との関わり方を含めて総合的にサポートいたします。まずは一人で悩まず、お気軽にお話しにいらしてください。
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当院では、患者様一人ひとりと向き合う時間を大切にするため、予約枠の重複(ダブルブッキング)は行っておりません。 お約束したお時間はその方のために確保しておりますので、基本的にはお待たせすることなく診察を開始いたします。ただし、前の患者様の診察状況や、症状によりお時間に限りがある場合など、やむを得ず開始時間が多少前後することがございます。何卒ご理解とご協力をお願い申し上げます。

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