「突然、心臓がドキドキして息苦しくなる」 「夜、布団に入ると動悸がして眠れない」 「会社に行こうとすると心臓がバクバクする」
このような激しい動悸に驚き、循環器内科を受診したり、救急車を呼んだりした経験はありませんか? 心電図や血液検査で「心臓に異常はありません」と言われた場合、その動悸の原因は心臓そのものではなく、ストレスによる「自律神経の乱れ」や「パニック障害」などのサインかもしれません。
異常がないと言われても、今そこにある苦しさは決して気のせいではありません。精神科・心療内科で適切な治療を受けることで、改善できる症状です。
どのような時に動悸を感じますか?
心臓の病気ではない心因性の動悸は、特定の状況や心理状態と結びついて起こりやすいという特徴があります。
・会議やプレゼンなど、人前に出る前(社交不安症の疑い)
・満員電車やエレベーターなどの閉鎖空間(パニック障害の疑い)
・翌日の仕事のことを考えた日曜日の夜(適応障害、うつ病の疑い)
・特に理由もなく、突然強い恐怖感とともに襲ってくる(パニック発作の疑い)
・常に胸がザワザワして落ち着かない(全般不安症の疑い)
なぜ、心臓が健康でも動悸が起こるのでしょうか。人間の心臓の動きは、自分の意志ではなく「自律神経」という脳からの指令によってコントロールされています。強いストレスや過労、睡眠不足が続くと、脳が「今は危険な状態だ」と誤って認識し、体を戦闘モードにする「交感神経」を過剰に働かせてしまいます。その結果、全力疾走をした後のように心拍数が跳ね上がり、激しい動悸として現れるのです。 これは体の正常な防衛反応が誤作動を起こしている状態であり、決してあなたの心が弱いからではありません。
今池メンタルクリニックでの治療方針
「また動悸が起きたらどうしよう」という不安(予期不安)が新たなストレスとなり、さらに動悸を引き起こす悪循環を断ち切ることが治療の第一歩です。
- お薬による治療 まずは、誤作動を起こしている脳の過緊張を和らげ、動悸を速やかに鎮めるお薬(抗不安薬など)を処方します。「この薬を持っていれば大丈夫」という安心感が、発作の予防に大きく繋がります。根本的な不安を取り除くために、抗うつ薬を使用することもあります。
- 休息と環境の調整 ストレスの原因が明確な場合(長時間の過重労働や職場の人間関係など)、産業医としての経験も踏まえ、必要に応じて診断書を発行し、休養や職場環境の調整を具体的にサポートします。
院長から皆様へ
「心臓発作かもしれない」と思うほどの動悸は、本当に恐ろしく、大きな不安を伴うものです。内科で異常なしと言われると「じゃあこの苦しさは何なんだろう」と孤独に感じてしまうかもしれません。
精神科・心療内科では、そのような「検査には写らない苦しさ」にしっかりと向き合います。気のせいだと我慢せず、どうぞお気軽にご相談にいらしてください。心穏やかな日常を一緒に取り戻しましょう。
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