突然、理由もなく激しい動悸や息苦しさ、めまいなどに襲われ、「このまま死んでしまうのではないか」という強い恐怖を感じたことはありませんか? 救急車を呼んだり、内科で検査を受けたりしても「身体には異常がありません」と言われ、不安な日々を過ごしている方は、もしかすると「パニック障害」かもしれません。
パニック障害は決して珍しい病気ではなく、適切な治療を行うことで、再び安心して日常生活を送ることができるようになります。
このような症状に心当たりはありませんか?
パニック障害には、大きく分けて3つの特徴的な症状があります。
1. パニック発作(突然やってくる強い恐怖)
何の前触れもなく、突然以下のような症状が起こり、10分程度でピークに達します。
- 激しい動悸がする、心臓がドキドキする
- 息苦しい、息が詰まるような感じがする
- 冷や汗が出る、体が震える
- めまいがする、気が遠くなる
- 「このまま狂ってしまうのではないか」「死んでしまうのではないか」という強い恐怖
2. 予期不安(「また起きたらどうしよう」という不安)
パニック発作を一度経験すると、「またあの恐ろしい発作が起きたらどうしよう」「次は誰も助けてくれないかもしれない」という強い不安(予期不安)が常につきまとうようになります。この不安がストレスとなり、次の発作を引き起こしやすくなる悪循環に陥ることもあります。
3. 広場恐怖(逃げ場のない場所を避ける)
発作が起きた時に「すぐに逃げ出せない場所」や「助けを呼べない場所」を恐れ、避けるようになります。
- 電車やバスなどの交通機関に乗れない
- エレベーターや美容室、歯医者などの閉鎖空間が怖い
- 人混みや会議室にいられない
- 悪化すると、一人で外出すること自体が困難になる場合もあります。
パニック障害の原因
パニック障害は、気持ちの持ちようや気の弱さが原因ではありません。 脳内の神経伝達物質(セロトニンやノルアドレナリン)のバランスが崩れ、脳の「不安や恐怖を感じるセンサー」が誤作動を起こしてしまうことが原因と考えられています。過労や睡眠不足、強いストレスが引き金になることが多いです。
今池メンタルクリニックでの治療方針
パニック障害の治療のゴールは、「発作が起きなくなること」そして「避けていた場所や行動ができるようになること」です。当院では以下の治療を組み合わせてサポートします。
- お薬による治療(薬物療法) まずは、誤作動を起こしている脳のセンサーを落ち着かせるためのお薬(SSRIなどの抗うつ薬)や、発作の不安を和らげるお薬(抗不安薬)を使用します。お薬で「発作が起きない」という安心感を育てることが非常に重要です。
- 考え方や行動のサポート(精神療法) お薬で症状が安定してきたら、「発作が起きても死ぬことはない」という正しい知識を身につけ、避けていた場所(電車に乗るなど)に少しずつ慣れていく練習をサポートします。ご自身のペースに合わせて無理なく進めていきます。
院長から皆様へ
パニック障害の症状は非常に苦しく、誰にも理解してもらえないと一人で悩んでおられる方が多くいらっしゃいます。行動範囲が狭まることで、仕事や日常生活に大きな支障が出てしまう前に、どうぞお気軽にご相談ください。 「あの時はつらかったけれど、今はまた電車に乗って出かけられるようになった」と思えるように、一緒に治療を進めていきましょう。
ご予約
当日の初診も予約可能です
初診の方は【初めて受診を希望される方へ】と【よくある質問】のページもご確認ください
「デジスマ診察券アプリ」がインストールされたスマートフォンで下記のQRコードをお読み取りください。
※「デジスマ診察券アプリ」のインストール及びチェックインを行う手順につきましては 、「デジスマ診察券 アプリの入れ方のご案内 ①・②/予約方法のご案内/デジスマ決済ご利用方法のご案内」もご確認ください。

当院では、患者様一人ひとりと向き合う時間を大切にするため、予約枠の重複(ダブルブッキング)は行っておりません。 お約束したお時間はその方のために確保しておりますので、基本的にはお待たせすることなく診察を開始いたします。ただし、前の患者様の診察状況や、症状によりお時間に限りがある場合など、やむを得ず開始時間が多少前後することがございます。何卒ご理解とご協力をお願い申し上げます。

コメント